IFC Marketsで個別株を取引する方法

IFC Marketsの魅力は、海外FX業者でありながら唯一日本株、米国株など世界中の個別株式に証券CFDとして取引できることです。一般的な証券会社での現物株投資は、信用取引で最大レバレッジ3倍で取引可能ですが、IFC MarketsではCFD(差金決済取引)の仕組みにより最大レバレッジ20倍で個別株式を取引できます。

更に、信用取引では追証の発生や借金になるリスクがありますが、IFC Marketsの証券CFD取引は追証がなく、借金リスクはありません。

買い注文で権利確定日にポジションを保有していた場合は、現物同様に銘柄によっては配当を得ることもできます。

もちろん、レバレッジを利用することでリスクはありますが、IFC Marketsの個別株CFD取引は、メリットも大きいのが特徴です。

この記事では、IFC Marketsで個別株式を取引する方法を解説しています。

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IFC Marketsの個別株(証券)CFDとは

CFDは、差金決済取引と言われ、現物の有価証券の受渡しを行わなくても、売買価格の差額だけを授受する取引形態です。CFD業者に証拠金(資金)を預け、その証拠金を元に取引します。FXもCFD(差金決済デリバティブ)の一種です。

個別株(証券)CFDは、現物株式(原資産)の受渡しをする取引を行わず、買いと売り(又は、売りと買い)の注文の差額分だけを授受する取引です。現物ではないので株主の権利は発生しませんが、IFC Marketsの場合は売り注文のトレーダーから配当分を差し引くことで、買い注文のトレーダーに配当を付与する仕組みになっています。

証券CFDを聞き慣れない方は、この仕組みを理解しづらく怪しく感じる方もいるかもしれませんが、公的な日本証券業協会にも解説がある通り、正式な金融派生商品の一種となります。

IFC Markets 証券CFDを取引する手順

IFC Marketsで証券(個別株)CFDを取引するには、IFC Marketsで口座開設した後、取引ツールをインストールします。どのIFC Markets口座タイプでも証券CFDは取引できますが、この記事ではMT5を例に解説しています。

手順1. MT5気配値画面に希望の銘柄を表示させる

MT5を起動後、画面左上の気配値画面で左クリック → 全て非表示をクリックして、気配値に表示されている通貨ペアや銘柄を一度非表示にします。(既にチャートで表示している通貨ペアは、気配値表示で非表示にできませんので、もし全て非表示にしたい際は、表示済みのチャートも全て閉じる必要があります)

MT5 気配値画面 非表示

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気配値表示枠の一番下に「クリックして追加」が表示されるので、クリックして希望の銘柄コードを直接入力します。(または、気配値表示枠で右クリック → 銘柄一覧をクリック → Stocksから希望の銘柄を選択して表示の操作をします)

MT5 気配値に銘柄追加手順

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手順2. 取引画面を表示して注文する

気配値表示枠に追加表示した取引したい銘柄をダブルクリックします。

MT5 株式CFD取引手順

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取引画面が表示されるので、成行注文の場合は、数量のみ入力して「Sell(売り)または、Buy(買い)」ボタンを押すと、その時の価格で約定されます。

株CFD取引は、現物ではなくCFD(差金決済)取引なので、売り注文からでも新規注文できます。

IFC Markets MT5 株CFD取引画面

  1. タイプ: 成行注文、指値注文を選びます。
  2. 数量: 数量を入力します。(口座タイプ毎に1ロット単位の取引量が異なります)
  3. Stop Loss、Take Profit: 損切りや利確を設定したい場合は入力します。(必須ではありません)
  4. Sell、Buyボタン: 成行注文の時のみ表示されます。売りか買いボタンを押すと即時約定されます。

以上で、IFC Marketsの個別株CFD取引が完了です。決済したい場合は、MT5/MT4画面下のポジション一覧から決済したいポジションをダブルクリックして決済ボタンを押すだけです。

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IFC Markets 株CFD 銘柄コードの検索方法

IFC Marketsの個別株CFDの銘柄コードは、IFC Markets公式サイト「株CFD取引」画面から確認できます。

IFC Markets公式サイトの株CFD取引画面に、各国の証券市場が表示されるので、希望の証券市場をクリックします。今回は例として「日本の証券」を選択しています。

IFC Markets公式サイト 株CFD取引解説画面

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日本の証券をクリックすると「日本の株式におけるCFD取引」画面が表示されるので、IFC Marketsで口座開設した取引ツールを選択、口座タイプを選択すると口座タイプに合った銘柄コードとアルファベット順の銘柄名、各仕様が表示されます。

「ネーム又はタイプで取扱商品を検索」のフォームで希望の銘柄名を直接アルファベットで入力しても銘柄コードを検索できます。

IFC Marketsの日本株CFD銘柄検索手順

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取引仕様を確認する

個別株含む証券CFDは現物株とは異なり、「スプレッドやスワップ、証拠金維持率、注文設定可能幅、1ロットあたりの取引量」などが各銘柄毎に設定されているので、取引前に希望の銘柄の仕様を確認することが推奨されます。

IFC Markets公式サイト「株CFD取引」画面の銘柄一覧から、希望の銘柄リンクをクリックすると、詳細仕様を確認できます。(下記、例としてKDDIを解説しています)

IFC Markets 個別株CFD仕様確認

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銘柄の詳細画面が開きます。現在価格・前日比、本日最高値・最安値、業界などが概要として表示され、その下に各口座タイプの仕様一覧が表示されます。

尚、売り買いボタンを押すことでリアルタイムでデモトレードをすることもできますし、ライブチャートボタンを押すとチャートも表示できます。

取引仕様

  • 変動スプレッドピップス表示: 1pips=0.01通貨。変動スプレッド口座の場合は最低スプレッドが表示。
  • 注文設定可能値幅: 1pips=0.01通貨。利食いと損切りの最小値幅。
  • スワップ値: FXと同様に翌日にポジションを持ち越す場合にスワップが差し引かれます。プラススワップが無い事はデメリットの一つです。
  • 取引量: 取引可能ロット数
  • コントラクトのサイズ: 1株
  • ロットのサイズ: 1単元何株か
  • 1ピップス値: 1ロット取引あたり1pipsいくら単位で変動するか

その他、各国の株式市場毎に取引手数料が発生します。日本株の場合、0.15%(最小100円)です。

配当金がある銘柄は、配当金の日付の配当金が表示されます。

必要証拠金

株式CFD取引は、現物ではなく差金決済取引の仕組みなので、証拠金と言われる資金が必要です。どのくらいの取引量でどのくらいの証拠金が必要かは、IFC Marketsの必要証拠金計算ツールを利用した方が簡単に算出できます。

IFC Markets公式サイト / 証拠金計算 ページはこちら

IFC Marketsの証拠金計算ツール画面を開き、下記の手順で適切なものを選択と入力をして、最後に計算ボタンをクリックします。

  1. NetTradeXかMetaTrader4/5、ご自身の口座タイプの取引ツールを選択
  2. 株式、通貨など商品タイプを選び、「ネームをお選びください」フォームで銘柄コードや通貨ペアを選択
  3. 買いか売りを選択
  4. レバレッジを選択(株式の場合は一律20倍)
  5. 取引量を入力

*「ネームをお選びください」フォームが表示されない場合は、画面を再度読み込み(リロード)して、別のタイプを選択してから希望のタイプを選ぶと表示されるようになります。

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例として、#T-9433 – KDDI株式会社証券CFDを1ロット取引する場合の必要証拠金を計算してみると、結果は日本円表示で「15 084.8989  JPY(約15,085円)」となります。#T-9433の場合、1ロット100単元なので、100株が15,085円で売買できることを意味します。

#T-9433の必要証拠金計算結果

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2020年11月25日